ジャンク品を種車とした改造品や、キット組み立て品。
完成させたのはいいけど、収納箇所が確保されておらず
長期にわたり、机の上で放置されることしばしば。
待機児童ならぬ待機車両を解消するためには
車両ケースを確保しなくてはならないのですが
そこそこ値段のするものなので、気軽に大人買いはできません。
最近は100円ショップの商品で車両ケースを自作する事例が
web上で多く見かけられますが、この度これらの事例を参考に
自分も車両ケースを自作してみることにしました。
今回使用した100円ショップの商品は以下の通り。
・書類収納ファイル(サイズA4L)
・蛍光カラーボード(450mm*300mm*5mm)
・梱包カバーシート(300mm*300mm)
・すきまテープ(15mm*8mm*5m)
いずれも2012年12月現在で地元のダイソーで販売されているものです。
【製作工程】
書類収納ファイルに梱包カバーシートを敷きます。
カラーボードを15mm幅で切り出し、格子状に組み立てて仕切りとします。
今回は12両対応としました。
書類収納ファイルに仕切りを設置。ソレっぽく見えてきました。
試しにE231系東海道線を入れてみました。
2階建てG車も難なく収納可能です。
立てかけてみましたが、気になる撓みも見当たりません。
ただし、ファイルの左右端と仕切りの間にスキマが存在するため
何度かケースを揺らしていると、仕切りの端部がバラけてきました。
また、通常のブック型車両ケースと同じく縦方向で立てかけると
収納した車両が仕切り内で遊んでしまい、カプラーに負担をかけてしまいます。
車両を本来収納する予定だった富士急6000系に切り替えて
車両ケースの改善版を評価。
ファイルの左右端と仕切りとの間に、仕切りと同幅で切り出した
カラーボードを挿入し、スキマを埋めました。
また、各車両の仕切りの左右端にすきまテープを貼り、車両の遊びを防ぎました。
縦方向に立てかけても車両は固定されたままです。
というわけで自作車両ケースの完成です。
費用は商品4点で420円かかりましたが、
カラーボード、梱包カバーシート、すきまテープは
十分な量が残っているため、もう1つ作る場合は
書類収納ケースだけ買えばOKです。
525円で12両収納ケース2セットという計算でしょうか。
製品の購入と比較して、格段に費用は削減できましたが
格子状の仕切りの作成が、非常に手間のかかる作業となっており
もうちょっと手軽に作れないものかと画策中。
また、すきまテープを貼り付けたことで車両の遊びはなくなりましたが
その分、車両の妻面がすきまテープに食い込んでおります。
万一、すきまテープが劣化して車体に引っ付いてしまったら
もう泣くしかないので、車両の遊び防止の方法も改善の余地があります。
そして、12両も入るのだけれど、片っぽに何を収納しようか。
1200系?それともフジサン特急?いっそのこと、A5サイズで再作成して
富士急6000系のみ収納っていうテもある罠・・・
テーマ:鉄道模型 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/01/02(水) 21:42:18|
- 鉄模ネタ
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